2002年      8月後半

8月16日

「天使と悪魔。。。」

空から舞い降りた天使達
姿は誰にも見えません
とっても小さな天使達
1人1人の左肩の上にちょこんと座っています
迷っている時
耳元でそっと囁いてくれます

心に住んでる悪魔達
姿は誰にも見えません
とっても小さな悪魔達
1人1人の心の中に偉そうに住んでます
迷っている時
胸をチクチク針で刺します

天使の囁きは心地よく
悪魔のチクチクは辛いです

天使の囁きを聞くか
悪魔のチクチクに従うか
人はみんな悩んでる
天使か悪魔か…

天使の囁き聞いた人
ニコニコ笑顔の優しい人
悪魔のチクチク聞いた人
どこか笑顔が曇ってる

人は皆
天使と悪魔を身につけて
辛いこと 哀しいことを乗り越えている

たまには天使
たまには悪魔
じょうずに使い分けている

ずっと天使のままでいられたらいいのに…
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8月17日

「空の恋。。。」

おひさまが 笑ってる
やさしく 笑ってる
黄色の お花も笑ってる
青い空に向かって笑ってる
おひさまとお花の小さな恋

おひさまが 沈む時
恥ずかしそうに空を紅く染めていく

空が暗くなると
星と月が恋をする
月の優しい光を浴びて
キラキラ光る星の告白

空の上で聞こえるラブ・ソング

窓辺にもたれて1人
夢の中へと誘われる
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8月18日

「風。。。」

風が走る大地に
風が走る空に
見えないゴールをめざして
走り抜ける風
楽しいことも哀しいことも
みんな吹き飛ばしていく

風が歩く大地を
風が歩く空を
ゆっくり優しく歩いてる
嬉しいことと辛いこと
心に残るように
想い出を追いかけながら

風が話しをしているよ
目を閉じて聞いてごらん
みんなが幸せになれるように
みんなが嬉しい涙流せるように
心の目を開いて聞いてみよう

…風の 独り言…
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8月19日

「逢えるかな。。。」

逢えないって…淋しいね
逢えないって…辛いね

でもね…

きっと いつか逢える日がくるって…
きっと いつか想いが届くって…信じてる

淋しくても辛くても
いつも ここにいるよ
胸の奥にいつもいて笑顔で見ていてくれるよ

…だけど…

やっぱり 逢いたいな
遠い所の 遠いあなたに

逢えたら話しもできなくて
俯いたままかもしれないけど
明るい笑顔できないかもしれないけど

逢いたいな あなたに

今 何処で何をしてますか
私のこと覚えていますか
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8月20日

「灯。。。」

真っ暗な部屋に灯す
ロウソクの灯
じっと見つめる灯の中に映る
未来・・・
夢・・・
一緒に見たいね

揺れる灯と心
独りぼっちの部屋

たった1つ灯した光
いつまでも
見つめていたい
心を静かに見つめる時間・・・
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8月21日

「夕焼け。。。」

夕焼け空に誘われて
小高い丘まで散歩
紅く染まったホッペは
夕焼けだけのせいではありません
下を向いて歩きます
紅いホッペ 恥ずかしいから

頂上にある1本の木の下
カラスの歌を聴きながら
肩を寄せて見つめる夕焼け
空を見上げた私の瞳に映る 
あなたの優しい笑顔

あわてて俯く私…

おでこにそっと触れた唇
夕焼けの紅が眩しくて
ほんの少し胸…かりました
大きくて広い貴方の胸…

そんな…
夢見た昼下がり・・・
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8月22日

「想い。。。」

逢いたい想いと逢えない辛さ
空から舞い降りる天使達
たった1つの願いを叶えてほしい

…だけど…

今日は雨降り
光の道は見えません

逢いたい想いと逢えない切なさ
空から落ちる雨粒に
両手を組んでお願いします

…瞳を閉じて…

天使の道が見えますように

逢えない想いと見えない天使の道
涙がいっぱい流れます
雨と一緒に流れます

…とっても…

淋しい夜のこと…
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8月23日

「羽根。。。」

白い羽根…
背中についてない?
小さい羽根でもいい
背中についてない?

もしも…ついていたら…

一番に飛んで行くよ
大好きな あなたのところに

そして…
一緒に見るんだ…おつきさま

ねぇ…
白い羽根ついてない?
小さい羽根ついてない?
私の背中に

見えないのかな
飛べるかな
きっとあるよね
白くて小さな羽根…

そしたら…
一番に飛んでいくよ
大好きな あなたのところへ

一緒にみようね
星のダンス
一緒に聞こうね
風の詩(うた)

早く行きたいな
空を飛んで行きたいな
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8月24日

「夏の終わり。。。」

暑い夏
夜空に上がる光の花
流れ出る汗
腕を振り上げ夢を追いかける
宙(そら)に向かって跳ね上がる鼓動

…青春の1ページ…

暑い夏の終わり…
季節は秋へと変わっていく…
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8月25日

「空へ。。。」

天使は空へ帰って行った
誰にも気づかれず…
誰にも見送られず…
哀しい顔して帰って行った

雲の中から射し込む光の道を通って
手には弓と矢を持ったまま
小さな羽根をゆっくり動かして
空へ帰って行った

心に射るはずだった矢…
心をめがけて引くはずだった弓…

紅い糸は切れました…
天使は空へと帰って行った
白い小さな羽根を1枚残して
淋しそうに帰って行った

いつかまた
降りてきてくれることを信じて…
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8月26日

「もう一度。。。」

見つめる瞳輝いて
あの日の言葉思い出す
鏡に映る偽りの笑顔・・・
もう 戻れないあの日の自分

出会いは別れの始まり・・・
そんな言葉が聞こえてくる
あの日の約束
忘れられた遠い想い出

外はまだ暑い夏・・・
心はもう・・・秋の風
鏡の前の醜い自分
本当の笑顔をなくした自分

遠い昔の
遠い想い出
忘れることなく刻まれた小さな傷

A promise that he forgets …
Language gentle, to to hear once again…
I want to return to myself…
of a smiling face…
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8月27日

「片思い。。。」

声が聞きたい…
声が聞きたい…
声が聞きたい…

おまじないのように唱えても
電話をする勇気もない…

見えない貴方に恋をして
見えない貴方の声が聞きたい

好き…好き…好き…

おまじないのように唱えても
届かない想い

見えない貴方に恋をして
見えない貴方に片思い

楽しかった想い出だけが
心の中を通り過ぎ
嬉しかった言葉が頭の中で回ってる

とっても哀しい片思い…
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8月28日

「想い出。。。」

風が冷たくなって
心も冷たくなっていく…秋
想い出だけを残して行ってしまった人
暖かい風…いつ吹くかな
高くなった空を見上げて
雲を追いかける

草むらで泣いている虫の声
涙を誘う合唱会

まだ…

木の葉は紅く染まってません
淋しい季節はきていません

でもね…

私の心は冷たい秋風吹いてます
古い手紙を読みながら
大切なアルバム作ります
心の中に作ります

哀しいことはありません
にっこり笑ってさよならします

出会えたことに感謝して…
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8月29日

「夕焼け。。。」

紅い夕日に染まった街は
恥ずかしがり屋の妖精がいっぱい

肩に隠れて笑ってる
バッグにつかまり遊んでる

とっても短い時間
妖精達はいろんなところに隠れてる

みんなに夢を分けるため
みんなに愛を分けるため

恥ずかしがり屋の妖精達は
夕焼け終わると消えていく
光の道を登ってく

また明日…
紅く染まった空から降りてくる
小さな杖を振りながら
哀しい顔がなくなるように
笑顔がいっぱいになるように

今日も
恥ずかしがり屋の妖精は
あなたのそばで遊んでる
かくれんぼのじょうずな妖精さん

夕焼け空に変わったら見つけてね
みんなにこにこ笑ってるよ
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8月30日

「いつもの場所。。。」

いつもの場所のいつもの席
ノートにペンを走らせる
外の景色を見つめながら
楽しい「おはなし」考える

いつもの場所のいつもの席
あなたが来るまでの短い時間
空を見ながら考える

いつもの場所のいつもの席
今日は何も浮かびません
昨日あなたとケンカしたからかな

涙で濡れたノートには
「ごめん」の文字でいっぱいに

いつもの場所のいつもの席…
あなたの姿が見えません

小鳥さんと風さんにお願い
待ってるよいつまでも
あなたが来るまで待ってるよ

…そう…伝えてくださいね
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8月31日

「恋。。。」

胸ときめいて…
恋しい気持ちは果てしなく
テレパシーがあるのなら伝えたい今すぐに

時の流れと共に移りゆく思い…

“さよなら”よりも“こんにちわ”
少しずつ思いはつのっていく


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